オムコイ命の水プロジェクト 経過報告
2013年9月13日金曜日 15:00~16:30
トゥンカオトーク寺院にて
お坊様 ボーイさん 三原 市毛 アッサゥィンにて経過報告会議
2013年9月7-8日でのオムコイ調査報告
トゥンカオトーク財団のお坊様と他お坊さん1名とボーイ氏による現地訪問報告
井戸を掘るにあたり現地の方々の不安を解消すべく井戸を掘ることを伝えた。
どの会社に井戸を任せるか・・
どの場所に井戸を掘るのか適切か・・などを調査した。
オムコイでは雨が降ってはいるものの現在でも小学校での飲み水は不足しており
お坊様が宿泊した際にも風呂に入る余裕はなかったそうで、村人が利用している水は濁ったままである。
井戸を掘る会社はたくさんあるのだが実際にオムコイのトゥンティン小学校に必要な機材を運びこんで仕事が出来る会社は一つだけとなる。
今までの調査から井戸を掘る場所の概要の説明報告を受ける。
井戸を掘る会社は井戸を掘るだけで18万Bこれは水が出る場所に掘りその水が使用できる十分安全な水であるかどうかを確認し始めてその金額を支払うという契約をすることになる。
井戸を掘るために必要な大よその金額内容
未確定
井戸を堀る作業 180000B
汲み上げた水を溜める3000Lタンク2個 40000B
タンクを置く足場の作成
20000B
電気ポンプ 20000B
パイプ 20000B
浄化フィルターを接置場所及び浄化装置 60000B
(ステンレス製タンク 10000B)
(足場作成などの工程を村人の共同作業としてした場合の村人達の食事代など)
合計 350000B +未確定の出費 =400000B以内
上記が現在の予定金額。
前回の命の水プロジェクト入金金額117000B
オムコイ往復などの経費 ー10000B
今回三原氏から現在までの募金金額を入金 125000Bが入金されました。
残高 232000B 2013年9月16日現在
添付した写真の説明
学校の敷地内で水が出る確率はまだ調査が完了していませんが、数年前に報告された寺院の近くで井戸を掘った場合の様子が書かれたものです。
全体の様子としては
a寺院の水がある場所で井戸を掘りその水をb岩のジェディーのあった場所まで汲み上げます、そこで3000Lのタンク2台に溜められそこから下に流れるという自然の力を利用して学校までのc中間地点に砂や砂利などを利用した浄化装置に送られます、この水は生活用水として利用できますが飲み水としては利用できません。
更に学校の入り口のそばにd浄化装置(フィルター)を取り付けそこで初めて飲める水となります。水飲場を作成するのは高くなるため(また子供達が水を流したまま利用されたらすぐ水が不足する事態が起こりうることから)、そこから必要な水を入れ物にいれて利用する方法とする、しかしそれでは蓄えられる水がないことからeの場所にステンレスのタンクを取り付けて水をそこに溜めるという方法を考えている。
フィルターを取り付けたこの浄水工程を通り飲み水となります。
この説明だと寺院のお坊様が水を利用できないことから費用に余裕があるようであれば?cの場所から直接寺院にパイプを通し寺院でも水が利用出来るようにする方向はどうか?と思いますが皆様の意見は如何でしょうか?
11月15日の当初の予定通り井戸を掘る会社を限定し井戸を掘る契約に入りますが、
井戸を掘る期日を契約しても確定することは難しいということで目安として前後1ヶ月の余裕をみる、また井戸を掘るまでに必要なタンクや材料をジョントンの町で或いはチェンマイで購入してオムコイに運び込んでしまうこと、タンクの足場を村人の協力を得て作成すること、そして井戸を掘る場所以外は完成させてしまう、そこまで完了していれば井戸を掘り水を汲み上げるだけであるということでした。
井戸を掘り水が汲み上げられた時点にて学校で水を利用可能な状態にしてあげてから
来年の2月に現地で井戸完成式を行うということでは如何でしょうか?
その完成式には募金者の名前を刻んだ看板などを取り付けるという方向ではどうでしょうか?
募金費用に余裕があれば完成式までに子供達が利用出来るコップを用意してあげたり
募金者たちへのお礼を含めたTシャツを作成する
子供達に井戸が出来て喜びを絵にしてもらいそれらをTシャツにプリントする
或いは絵はがきとして作成し募金者にお礼のはがきを出すなど色々な方法を提案します。
取り急ぎ現時点での報告です。
2013年9月16日 市毛みどり